空から守る!消防・救急・救助!! 〜全国航空消防防災協議会〜
 
全国航空消防防災協議会

 

平成16年度第1回研修会開催される

 

 全国航空消防防災協議会では、平成16年度第1回研修会を729日(木)・30日(金)に岩手県で開催しました。開催地としてご協力いただいた岩手県から次のような報告が寄せられたので紹介します。

 

全国航空消防防災協議会の平成16年度第1回研修会は7月29日(木)・30日(金)の両日、39都道府県及び7都市の消防、防災航空隊から95名の参加により、盛岡市のホテルニューカリーナで開催されました。

 開催にあたり全国航空消防防災協議会会長代理の清水伸一神奈川県防災局応急対策担当課長、開催地県総務部総合防災室の高橋勝則防災消防担当課長、来賓の総務省消防庁武居丈二救急救助課長から挨拶をいただきました。

 研修会の概要を以下のとおり報告いたします。

●第1日目

 

講義1「ヘリコプター運航のための気象」

 

    日本航空機操縦士協会顧問 中山 章氏

 中山章氏ご自身の気象台予報官の経験をふまえて、数値予報について講義をなされました。

 内容は以下のとおりです

 1 観天望気をする上で必要な知識

 2 数値予報とはどんなものか

 3 VFR飛行では数値予報はどのように用いたらよいか

講義2「災害時における救援航空機等の安全対策」

 

    国土交通省航空局技術部 運航課専門官 堀田良光氏

 災害時において迅速かつ円滑な救援活動の支援及び輻輳する航空交通の中での安全運航確保について講義がなされました。

 内容は以下のとおりです。

 1 関係機関及び関係団体の協力

 2 航空情報の発出

 3 特殊飛行の調整

質疑応答

 

 運航上の問題、消防・防災航空体制上の問題等、また平成16年7月の新潟・福島、福井豪雨における緊急消防援助隊の活動について、消防庁救急救助課航空係長菅野晃一氏が回答並びに説明をされました。

●第2日目

分科会

 今回の分科会も同時間に2会場でそれぞれのテーマに基づき情報交換が行われました。

第1分科会:テーマ「救急搬送(夜間を含む)について」

 

      座長 岩手県防災航空隊副隊長 佐々木信良氏

 愛知県防災航空隊奥平厚生氏、兵庫神戸航空隊大東成吉氏、宮城県防災航空隊鈴木啓一氏から発表していただき、夜間運航・積載器具・隊員の行う処置それぞれについて情報交換が行われました。

第2分科会:テーマ「山岳においての救助法について」

 

      座長 岩手県防災航空隊副隊長 小原 司氏

 テーマに基づき各航空隊が情報交換を行い、最後に福井県防災航空隊田辺寛之氏から事例を発表していただきました。

意見交換

 

 運航上の問題、消防防災航空体制上の問題、教育訓練上の問題、航空事故防止上の問題の項目について積極的な意見交換がなされました。

 

報告 「岩手県防災航空隊の活動状況について」

 

岩手県防災航空隊隊長 髙橋芳春氏

 岩手県の地域特性をもとに、火山対策をはじめとした活動や県警航空隊との連携についてパワーポイントを用いて報告が行われました。

 最後に全国航空消防防災協議会の合志事務局長の閉講挨拶で、2日間にわたる研修会を締めくくり、今後この研修会が活動現場で生かされることを祈念して終了しました。